神宮前オフィス | キラー通り沿い眺望良好空間
EDIT
>>LOCATION
キラー通りのアイコンとして知られるワタリウム美術館。そのすぐ隣に、三角柱が抜き取られたようにガラス面が露わになった個性的な外観の建物がある。プリズムのように景色を跳ね返すその麓で、フラワー・プランツショップの“FUGA”が彩り豊かに来訪者を迎えるビルの最上階が、新たに入居者を募集している。
>>SPACE
室内は工事中のため一部床が剥がれている部分もあったが、空間の秘めたる魅力は写真で十分お伝えできるだろう。あいにく撮影時は曇り空だったが、多方向に視線が抜ける150㎡を超えるワンルームは、時間帯によって様々な角度から室内に光を取り込むはず。床はOAフロアとなっているので、差し込む光を手がかりにレイアウトを考えてみても良さそうだ。もしかしたら窓の前にフラットテーブルだけを用意して、フリーアドレスで働いてみるのもアリかもしれない。天井は2,700mm程となり、水平方向に抜ける眺望のおかげで窮屈さは感じられなかった。より一層の開放感を求めるとすれば、原状回復は前提となるが天井材を撤去することも相談はできるだろう。開放感の極め付けと言えば南側の眺望。眼下に広がる神宮前の街並みはちょっとした息抜きには贅沢すぎるほど。景色を眺めながらのミーティングなら、普段と一味違うアイデアが浮かぶかもしれない。
>>HOW TO USE
企業が入居することで新たなアイデアが生み出されることを考えると、多方向から光が差し込むこの空間は、プリズムのような側面を持っているようにも思えた。光を味方につけ、多角的な視点をもって世の中にエッジの効いたサービスを放ってみてはどうだろうか。
EDITOR’S EYE
あまり知られていないが、隣接するワタリウム美術館の曲がり角は、表参道に抜ける通称まいせん通りの入口でもある。外苑前駅からゆったりと緩い坂を上ってアクセスするもよし、表参道駅から洒落たショップや飲食店で賑わうまいせん通りを抜けてもよし。その日の気分やスケジュールに合わせて駅を選べるのも嬉しいところだ。