神泉オフィス|1,000坪超えの1棟居抜き物件
EDIT
>>LOCATION
最寄りの駅は神泉駅。駅周辺は個性的な飲食店が集まる通な雰囲気を纏いつつも、少し歩けば細い路地が入り組み、昔ながらの住宅街も現れる。そんなこともあり、渋谷駅の隣駅とは思えないほど、穏やかな空気感を纏うエリアと言える。神泉駅を山手通り方面へ進むこと数分、路地を抜け視界が開けた山手通りと旧山手通りとの分岐点に堂々と立つ建物を見つけた。
>>SPACE
1フロア150坪弱からなる地上1F〜7F建の建物。今回その1,000坪を超える1棟が丸々居抜きでの募集となった。
各フロア同じ仕様は一切なしという種類豊富な空間たち。1Fは天井高5.7mのホールのような空間で、旧山手通り側に大きく設けられた開口部もあり、建物の顔としては十分と言える好印象。2Fは複数個室が設置された来客用の打ち合わせ特化型。3Fは天井が抜かれ、4F/5F/7Fはテイストを変えた王道的なオフィス空間となる。そして唯一6Fだけは、ちょっとした息抜きもできそうなカジュアルな雰囲気で、元の入居者もランチスペースや喫煙スペースなどで使っていたとのことだ。それぞれ1フロアだけでも一般的なオフィスよりも大きさを確保しメインを張れる空間たち。そんな空間が7フロアも用意されているから、大きさが引き出すシンプルな強さを感じることができ、思わず気持ちが昂ってしまう建物だった。
>>HOW TO USE
このくらいの規模感ともなると、かっこいいとかオシャレとかそんなことよりも、自然と絶対的な企業パワーが全面に押し出されてくる気がする。もちろんせっかく入るのだからステータスは感じてもらいたいが、そこで強さを振りかざすのではなく、強さ以上の居心地やデザイン性も追求してみていただきたい。
物件のスケールが大きいのでそれぞれフロアごとコンセプト別にガッツリ作り込んでも良いし、メンバー同士が居心地よくリラックスしたコミュニケーションが取れるようなラウンジスペースで、1フロア使ってみてるのも贅沢だろう。そんな使い方ができるのも1,000坪を超える大規模1棟物件だからであり、それぞれのフロアが大きさを確保しているから。建物の強さは大きさだけで決まるものではないが、大は小を兼ねるというように、大きいからこその自由度を体感してみてほしい。
EDITOR’S EYE
そんな物件でももちろん弱点はある。建物は単純なオフィスでのみ利用となり、今のところ同居や分割も不可とのこと。間口が狭まる分ハードルは高いが、ハマってしまえば絶対的なステータス感を得られることは間違いない。