代官山オフィス|抜けた眺望を楽しむ上層階区画
EDIT
>>LOCATION
駒沢通りと旧山手通りが交わる鎗ヶ先交差点。少し歩けば、T-SITEなどと並んで雰囲気の良いショップがある代官山。坂を降れば、桜の名所である目黒川のある中目黒。さらには恵比寿の繁華街にも徒歩圏内という良いとこどりなポジショニング。そんな利便性の良さも持ち合わせた交差点すぐの高台にこの建物は立っていた。
>>SPACE
比較的年季の入った建物ではあるものの、エントランスや共用部はリニューアルされ、きれいに管理されているため、第一印象は悪くない。今回は上層階の7F区画が募集中。室内はスタンダードなオフィス仕様ではあるが、L字型の空間の2方向に窓を多く設けていて、差し込む陽によって、爽快なほどに明るく健やか。そんな窓の多さに加え、トイレが専有部外の階段部分に設けられているため、約70坪という面積以上に広々と感じられた。そして、室内に入ってみると、この建物の立地がなかなか良いことに気づく。高台に位置することもあって、建物裏側には目の前を遮る建物はなく、青空がこれでもかと広がっているし、建物正面側に向いた窓からは、目の前の細い塔の奥に富士山まで顔を覗かせている。
一見するとレトロな建物のスタンダードすぎるオフィスではあるが、実は、そんな健やかすぎる空気感と気持ちの良い眺望を隠し持った、かなり期待値の高い空間だった。
>>HOW TO USE
スカッと晴れた日にこの空間を訪れたこともあって、その開放感や気持ち良さは倍増して感じられたのは間違いない。それがこの空間で日常的に感じられると思えば、現状のノーマルなオフィス仕様の空間をテコ入れして、居心地の良さを追求するのがマストだと思えてはこないだろうか。そうなると、色気のないタイルカーペットを変更したり、天井を落としたりと様々な部分に手を加えて、やりきってみたくなる。さらには、カッチリしたデスクを配置するのではなく、ソファやテーブルなど、インテリアにもこだわり、ついついここにいたくなる様な空間を目指してみて頂きたい。もし、室内をラウンジの様なフリーで働ける空間にすれば、富士山の見える席や、陽当たりの良い窓際などは、早くから出社して席をゲットしたくなる人気スペースになるかも。
この空間を誰もが居心地良く作り上げることで、きっといつでもポジティブな気持ちでいられる、そんな場所になっていく様な気がした。忙しい毎日に追われて、大事なものを見失いそうになった時こそ、ここから見える景色を眺め、前向きに働いて頂きたい。
EDITOR’S EYE
この空間からの眺望を眺めた時に、ふと流れたこの曲の出だしのワンフレーズ。そんな風に思えるほど、抜群の気持ち良さだったので、ぜひこの気持ちを共感したい。