六本木オフィス|テラス付きSOHO空間
EDIT
>>LOCATION
外苑東通りのミッドタウン前交差点をBARNEYS NEWYORK手前へと折れ、国立新美術館方面へ。曲がった先には、国立新美術館から吹くアートな香りと沿道の緑が入り交じり、六本木エリアとは思えない健やかさが感じられる気持ちのよい通りが現れる。美術館少し手前を住宅街に進んだ場所にある今回ご紹介する建物。外観からも他の建物とは一味違う雰囲気を読み取ることができる。
>>SPACE
募集は3Fの角区画。長いトンネルのような廊下の突き当たり。エントランスの扉を開けると、部屋に囲まれた空を仰げる専用テラスに出るという不思議な体験からこの空間は始まる。このテラスに面する壁の多くは室内が見えるガラスなので、コンパクトなテラスながらも室内との一体感と広がりがあり、印象はかなり良い。メゾネットタイプの1LDKの間取りとなるので、確保された空間はLDと上階の居室の2つだが、この区画にはエントランス部分のテラスも含めて、空間の数を上回る3つのテラスがあるので、この物件はまさにテラスなしでは語れない物件だ。
>>WORKSTYLE
入り口のテラス“1”は、目の前のLDにもダイレクトにアプローチができ、そのLDの向こう側に更にもう一つの光差し込むテラス“2”を望む。テラスから空間越しにテラスを望むかたちだ。空から差し込む光は多くとも、壁に囲まれたこの物件のプライバシー性は高い。壁に囲まれていつつもテラスにも挟まれているので、閉鎖感は全くと言っていいほど感じられず、なんとなく外界から切り離されたギャラリーのような雰囲気すら感じさせる。室内に入ると、大きなシステムキッチンに収納庫、トイレ2箇所にバス付きと、かなり充実したスペック。天井がガラスの明るい階段を上ると、もう一つのしっかりとしたテラス“3”が現れる。。
このままでは終始テラスの説明に終わってしまいそうな勢いだが、それくらいこの物件にとってのテラスの存在は大きい。そして、それに連動した空間は、必然的に気持ちの良い働く時間に直結してくれることだろう。
EDITOR’S EYE
建物自体は国立新美術館の隣接地。エレベーターホールから美術館と豊かな緑がみえたりする。そんなところからも、そのロケーションの良さに日々うっとりするのではないだろうか?