西麻布オフィス・店舗｜居抜き仕様 路面区画

>>LOCATION
乃木坂駅から徒歩7分、青山方面から西麻布へと続くキラー通り沿いの今回の建物は、根津美術館から青山霊園をつなぐ高架下に位置するマンション1Fの店舗区画。交差点の角に位置し視界の開けたこの場所に、驚く程のポテンシャルを感じさせる空間が眠っていた。

>>SPACE
マンションの突端に位置する1・2Fメゾネットの店舗区画。室内へ入るとまずは残された造作に目を奪われるだろう。以前はラウンジや会員制のクラブとしても利用されていたとの事で、正面のバーカウンターや、豪華な螺旋階段など、賑わいの面影を随所に感じる。螺旋階段を登った2Fには個室のVIPルームが2つと受付やクロークとして利用されていた個室が1つ、鉄板焼きのカウンターと、凝りに凝った内装の飲食スペースは夜の香りを感じる何とも西麻布らしい設えとも思える。とは言え、空間そのもののインパクトも勿論あり、1Fの4m弱の天井高・キラー通りを望む様に大きくとられた開口部、2F への直接動線など、少々クセの強いこの現状でもその可能性を十分に感じるだろう。

>>HOW TO USE
現在の設備は全て残されるとの事なので、解体含め費用は掛かるかもしれないが、その立地とポテンシャルにかけてみて欲しい。面積は十分に確保されている為、店舗兼ショールーム、ショールーム兼事務所など複合的な使い方も十分考えることが可能だ。1F区画はキラー通りと向き合うショーウィンドウを活かした店舗として。動線が2カ所ある2Fに関しては、スタッフ動線とお客様動線を切り分けた一部ショールーム兼ワークスペースなどにもいいだろう。現在の設えに目を奪われがちではあるが、レイアウトを考えれば考える程、意外な使い勝手の良さに気付いて頂けると思う。青山と西麻布の丁度中間のこの立地で、目の前の信号で停車する車からの視線を釘付けにするウィンドウを武器に、キラー通りのシンボルとして新たに名乗りを上げてみて欲しい。

表参道からも徒歩10分と決してそのアクセスは悪くないが、歩行者は多くない為、どれだけ前を通る車からの視線を集められるかが勝負だろう。空調などの基本設備は残っているので、使えるものは使いながら、この空間をガラッと生まれ変わらせてみて欲しい。